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11月12月と一局も手合いがないまま、
10月末の世界戦を最後に今年は終わりました。
2か月全く手合いがないのはプロになって初かもしれない^_^;
今年一年は、女流棋聖戦から始まりAMIGO主催囲碁フェスティバルなどと
なかなか密度の濃い一年でした。突っ走ってきたな、という感じです。
ちょっときつい時期もあったけれど、充実していた、と言えるかもしれません。
今でも非常に記憶に残っているのは、
初タイトルを獲ったときの応援してくださった皆様のハート。
使い古された言葉かもしれないけれど、喜びも悲しみも分かち合ってくださる人の
存在がどれだけ心温まるか。感謝の気持ちでいっぱいになりました。
来年は、のんびり過ごそうと思っていますが、「分かち合う」気持ちを大切に
心豊かに過ごしたいと思います。
それでは、皆様にたくさんの感謝の気持ちを込めて。
素敵な年をお迎えください。
2007.12.30 梅沢由香里
更新がすっかり遅れました。
夏は本当に忙しくて、久し振りに「やばいかも」と思った瞬間もありましたが、
いろいろケアして復活しました。
最近の話題は何と言っても10月27日に開催した「IGOFESTIVAL2007」と北京です。
このイベントのために、幹事グループは今年の初めから必死になって準備して
きました。ここ数カ月は毎週のミーティングとメールのやり取りだけで一日
あっという間に20件30件に達するほどでした。
初めてのイベントというのは、勝手がわからないので、少し心配な部分もあり
ましたが、幹事グループの手際の良さと物事を決めていくスピード力は見事で、
あるメンバーは「会社のミーティングよりてきぱきしている」と言っていたほど
です。みんなのおかげで私自身、いろんな勉強ができたし、素晴らしい一日を
過ごすことができました。何事も「準備」が大切ですね。
そして出会えた人々に心から感謝したいです。
北京に「遠洋地産杯」という新しい棋戦で行ってまいりました。
北京は大学時代にも3週間滞在していたこともあり、数年前も海外棋戦で行った
ことがありましたが、今回はまたさらに中国の変化を目の当たりにしました。
渋滞が多くなっていたのはニュースでも聞いていましたが、全体的に感じたのは
人がすごく親しみやすくなっていたこと。そして、料理がおいしくなっている!
以前は、何かモノを買おうとすると投げられたこともあって、かなり衝撃でしたが、
なんというか心のゆとりというか思いやりというか、そういったものを感じました。
それからごはんが本当においしくなりました!
10年以上前は、食べるものが口に合わなくて、チョコレートばかり食べていて、
帰る頃にはげっそり痩せていたのですが、今回は美味しくて美味しくて太りました(笑)
私の食の好みが広がった、ということと学生時代よりは良い店に行けるようになった、
ということもあるでしょうが、こうまで食を楽しめるとはとても嬉しかったです♪
もしかしたらまた12月に行くかも、なので、今度はいろいろ戦略を練っていこうと思います^^
あ、碁勉強もね。
秋も深まってくるとともに、私も気分はもう年末年始の対局に向けて「準備」を
しないとな、という方に切り替わってきました。
やっぱり碁が強くないと打ってて楽しくない。成績が悪いとつまらない。
というわけで、力をつけたいと思います。
風邪が流行っている様子。
「食欲の秋」で美味しいものを食べるためにもお身体は十分大切にしてくださいね!
おっと、私は食べすぎないように気を付けます^_^; 2007年深秋
2007.11.7 梅沢由香里
それほど暑くもなく、比較的過ごしやすい日が続いていますね。
6月末に陽子ちゃん(桑原陽子五段)とグアムに行ってきました♪
暑いのは苦手だけど、美しい景色は大好き☆綺麗な海を見るだけで
入りたくなります。実は大の水好きなので、ひたすらボ~ッと海に入って
プカプカ浮いているだけで幸せ。
でも気がついたら背中が真っ黒になっていました(*_*;
最近やっと毎日、新聞を読むようになりました。
まぁ、社会人としてはずっと前からそうであるべきなんでしょうが、
ネットやテレビのニュースで十分かという意識もあり、
なかなか取ろうという気にはなれませんでした。
毎日読めば読んだなりにネット等とは違う写真の美があったりして、
結構面白い。ただ、ただ、なんですが、いろんな人の意見が出ているので、
考え方とは十人十色だと思いつつ、時にイラつく考えも出ていたりして、
知らなきゃ幸せだったと思うこともしばしば。
こんな話を兄弟子にしたら「キミも大人になったということだよ」
と言われました(*_*;
でも本当の意味での大人には…全てを寛容に受け止められるほどの器はまだまだ。。。
それから素敵な小冊子に出会いました(知人が送ってくれました)。
すごくパワーを感じたので、紹介させていただきます。
「日本熊森協会」
http://homepage2.nifty.com/kumamori/
う~ん、自然の森って本当に気持ち良いのでしょうね。
以前訪れた屋久島は、緑がやさしくて、苔がすごく美しかった。
その小冊子にはある学校発で始まった本気の取り組みとプロセスが
飾らない文章で伝えてあります。
とても良かったので皆さんにもぜひ伝えたい。
興味のある方はまずHPにぜひアクセスしてみてくださいね。
私も何か行動をしたくなり、まずはHPで紹介しようと思いました。
ちなみにですね、私はマングローブの植林はしたことがありますが、
植林って気持ち良いんですよ!
緑の中にいることも気持ち良いし、いいことしたぁ、って満足感
(自己満足かもしれないけれど)もあります^^
今年も夏にカヤの木の植樹をする予定。
その他にもどっかいきたいなぁ。
まずはひとまず早速さっき紹介した会の会員になってみることにしました^^
さぁ、これから厳しい夏の始まりかな。
皆さん、夏バテには気を付けてくださいね!
2007.7.9 梅沢由香里
前回書いてから2か月。本当に日々もりだくさんでした。
その間には就位式もありました。
やっと5月に入って通常通りの生活に入ってきたところです。
いろんなことがあったけれど、そんな中でもちゃっかり趣味の韓国ドラマ、
マンガ、小説、はどっぷりはまってました。
ドラマは「春のワルツ」「宮」など、マンガは一条ゆかりさんの「プライド」(→これ、まじでおススメ)、
小説は児童向けファンタジー「獣の奏者」等です。
面白い本っていくらでもありますね。特に児童書って結構面白いんですよ。
あり得ないことが本の中ではいくらでもありえてしまいますからね。
特に「獣の奏者」はすごく良かったです。
子供が読んでも大人が読んでも面白いと思います。
あと新聞でも報道していただきましたが、この4月から東邦大学の客員教授を一年間
務めることになりました。授業の内容はもちろん囲碁です。
お話をいただいた時は、私にできるのか不安でしたが、内容が囲碁であること、
最近考える力が弱くなってきている学生さんが多い、ということで、
囲碁がお役にたてるなら、と思いました。
時々、各界の指導をする立場にある人から聞くのが
「モノを深く考える力が弱い子が増えている」ということ。
確かに私も囲碁を教えていて、あまりに自由すぎて何をどうしていいのかさっぱりわからない、
といわれることがあります。創り出す力が弱いのかもしれません。
「小学生に囲碁を」という活動を師匠の加藤先生が理事長だった時代から、
現在も棋院がやっているのを、「どうして小学生に囲碁なのか」、というのが
以前は今一つ私の中では答えが出せないでいました。
でも、今やっとなんとなく見えてきた気がします。
囲碁はまさに創り出していくもの。自分で創造し相手との兼ね合いの中で、
勝つためにはどうしたらよいか、自分で工夫していくものです。
そう考えると、自分で考える力が弱まっている子が増えている現代にこそ、
記憶やデータからではなく、自分で考え抜いて、それが成功した時の喜びを感じる中で、
モノを考える喜びを感じてもらい、考える力が少しでもつけば、と思うのです。
しかしですね、プロは皆この力が優れているかと、う~ん、断言はできません。
プロはだいぶ頭の中にパターンができてしまっているので、本当に生み出している場面は
そんなに多くはないからです。しかも碁ばっかりやってますからね(笑)
ま、脳のことはよくわからないですが、最近考えていることでした^^
新緑がとても気持ちの良い季節♪素敵な日々をお過ごしくださいませ☆
2007.5.12 梅沢由香里
皆様、大変ご無沙汰しております。
更新、今年初となってしまいました。
まずは遅くなったことをお詫び申し上げます。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
今年に入ってから、長年の夢であったタイトル戦が始まったため、
対局日と放映日の都合や、自分の気持ちの問題もありなかなか更新できませんでした。
挑戦者に決まってから、ず~っと女流棋聖戦が頭のどこかにありました。
第1局目が始まる頃からまさに頭の中は手合いのことばかり。
緊張と、以前決勝で味わった泣きたくなるような碁だけは打ちたくない、
という思いでいっぱいでした。
挑戦手合いの最中は、少し仕事もありましたが、
かえって仕事をしているときはリラックスできていて、
何もないと緊張してしまい、メンタルのコントロールがなかなか大変でした。
元々小心者ですからね^^;
2局目が終わったとき、本来なら負けて落ち込むところかもしれませんが、
内容がとても面白かったので、早碁にしてはいい碁が打てたな、
と思えたことが気持ちの上でとても大きかったです。
三局目は決して良い内容だったとはいえないけれど、
今までの自分ならダメになってしまう場面で、何とか戦いきれたことは
大きな自信につながりました。
本当に本当に幸運でした。
今回、戦った万波佳奈ちゃんは年齢は10歳も私より下ながら、
実績ははるかに彼女のほうが上。胸を借りるつもりで臨んでいました。
ここ数年、「IGOAMIGO」で一緒に普及に情熱を傾けていたこともあり、
とても親しい友人でもあります。
以前から大好きなお友達でありましたが、
まず今回そんな彼女と戦えることが嬉しかったし、挑戦手合い中、
たくさんの優しい心遣いをしてくださる彼女に、改めて敬服する思いでした。
結果が出てから、ブログでもそうでしたが、
多くの皆様から祝福の言葉をいただきました。
勝ちが決まったとき、「やった~」という思いと同時に
「早く皆さんにお伝えしたい」という想いがあったのですよ。
以前は「頑張ってタイトルとってくださいね」とお声をかけていただいて
いたのですが、最近はそんなこともあまりなくなり、場合によっては
「本業はやめて普及に専念したら?」などと言われる事もありました。
それはそれで温かいお心遣いだったのでしょうが、
やっぱり本業で活躍したかった。そんな長年の想いが形になり、
素直にとても嬉しく思います。
あんまりにも長く夢見ていたので、いざ実現した今も夢なのかな、
と時々思ってしまうほど。
でも、一つ夢が実現したとはいえ手合いは今も別の棋戦が次々あります。
贅沢なもので、やっぱりそれも負けたくない。
一つ一つ精一杯戦いたい、結果を残したいです。
でもとにかく今は応援した下さった皆様に「ありがとう」を伝えたいです。
本当に本当にありがとうございます。
私の場合、応援してくださる皆様の想いが力になるのです。
これからも打ってて楽しいな、と思える碁が打てるよう精進してまいります。
まずはタイトル名に相応しい棋士になれるよう、
そしてまた皆さんに嬉しい報告ができるように努力します!
それでは失礼します。たくさんの感謝の気持ちを込めて。
2007.3.3 梅沢由香里